曇りの日でもきれいなフィルム写真を撮るための4つのコツ。

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オオニシ トモヒロ
東京生まれ・神奈川在住のフォトグラファーです。 ライカやハッセルブラッド、フィルムカメラが好きです。
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こんにちは、トモヒロ(@Tomo_camera_)です。

曇りの日”ってほんとに写真を撮る気がなくなりますよね。

せっかく遠出しようと思った日に限って、曇りだとほんとにテンションが下がります。

 

でもそんなとき「出かけるのやめようかな…」って思ってしまうのはちょっともったいない。

 

光の特徴や、いくつかのコツを知っておくだけで、曇りの日でもきれいな写真を撮ることはできるんです。

先日参加させてもらったフォトウォークで僕自身が感じたこと、トライしてみたことをまとめてみました。

すぐに効果が出るものばかりなので、読んでもらえたら嬉しいです。

まずは”晴れの日”と、”曇りの日”の「光」の特徴を知ろう

理論的に難しいことはおいといてざっくり説明すると、

晴れの日⇨光と影の明暗差がハッキリしてる、直線的な光。

 

・曇りの日⇨光と影の明暗差がそれほどない、ふわっとした柔らかい光。

って覚えといてください。

 

晴れの日は直射日光がガーーッと降り注ぐのに対して、

曇りの日は、くもが太陽光を拡散して柔らかくしてくれるわけです。

 

曇りの日=どんよりとしてて、いい写真が撮れなさそうな日。

ではなく、

曇りの日=光が柔らかくて、被写体に影が生まれづらい日。

とポジティブに考えてあげると、曇りの日も悪くないって気分になってきませんか?

 

曇りの日の光の特徴がわかったところで、

じゃあどうやって撮影すればいいの?」ってことをポイントごとに説明してみます。

曇りの日でも、きれいな写真を撮影するための◯◯個のコツ

1段(EV)明るく露出補正する

さっそく1段とかEVとか、難しそうな単語が出てきて「うっ…」ってなりそうですね。

でも大丈夫。そんな難しくないです。

 

フィルムやセンサーに届く光の量が”2倍”または”半分”になることを 1段の差 といいます。

(雑誌だと1EV(Exposure Value)って書かれてることも多いですが、どっちの表記でも同じ意味です)

・ISO感度が100⇨200と2倍になれば、1段明るく。

・シャッタースピードが1/500秒⇨1/1000秒と2倍の速度になれば、レンズを通る光の量が半分になるので、1段暗くなります。

この話はこれだけで1記事必要になってくるので、結論だけいいますね。

 

僕のおすすめは、使ってるフィルムのISO感度の”半分の数字”に露出計を設定すること。

・ISO100のフィルムを使ってるなら、露出計はISO感度”50”に。

・ISO200のフィルムを使ってるなら、露出計はISO感度”100”に。

・ISO400のフィルムを使ってるなら、露出計はISO感度”200”に。

こうすれば、カメラが「きょうはすこし暗いなーと判断して明るく撮ろうとします。

そうすると、目でみた明るさに近い写真が撮れるはずです。

LeicaM3/FUJI C200/©2018 Tomohiro Onishi

LeicaM3/FUJI C200/©2018 Tomohiro Onishi

詳しい説明は省きますが、手ブレがしやすくなります。しっかり構えてあげてくださいね。

”空が写らない角度”にカメラを向けてみる

LeicaM3/LomoCN400/©2018 Tomohiro Onishi

曇りの日に、空が入った写真を撮ろうとすると白く飛んでどんよりとした印象になってしまいがち。

 

であれば、空が写らない角度にカメラ向けてしまうのもひとつの手です。

 

曇りの日は太陽光が雲で拡散されるおかげで、影が少ないふわっとした写真が撮れます。

さらに色鮮やかな被写体を選べば、どんよりした写真にはならないはず。

LeicaM3/FUJI C200/©2018 Tomohiro Onishi

Hasselblad503CW/Kodak Portra160/©2018 Tomohiro Onishi/Model:ぬこさん(@omoidegraphy)

思い切って”屋内”に入っちゃう

LeicaM3/FUJI C200/©2018 Tomohiro Onishi

外で綺麗な写真が撮れないなければ、思い切って屋内に入るのもひとつの手かもしれません。

LeicaM3/FUJI C200/©2018 Tomohiro Onishi

自然な太陽光がメインの屋外とは、光の種類がガラッと変わります。

「今日はうまく撮れないな…」と思ったら、屋内に入ってみると、また新たな景色が見えるかもしれないですよ。

コントラストの低さを利用して、淡い色彩の写真を撮る

LeicaM3/FUJI C200/©2018 Tomohiro Onishi

コツというか開き直りに近いですが、曇の日にしか撮れない写真を撮るというのもひとつの手だと思います。

 

曇りの日の写真って「暗い・どんより・ネガティブ」な印象を受けますよね。

”悪いもの”として捉えられがちなこれらの要素ですが、逆に考えれば晴れの日に表現しづらいものばかり。

LeicaM6/AgfaVista400/©2018 Tomohiro Onishi

真夏のギラッとした太陽の下で、どんより暗い写真はなかなか撮りづらいですよね(笑)

 

であれば、曇りの日は開き直って、暗い雰囲気の写真を撮っちゃうんですよ。

NikonF4s/FUJI X-TRA400/©2018 Tomohiro Onishi

LeicaM3/FUJI C200/©2018 Tomohiro Onishi

LeicaM3/FUJI C200/©2018 Tomohiro Onishi

晴れの日に撮れない写真を撮るチャンス!って考えてあげると、すこし楽しい気分になってきますよね。

おわりに

最終的に開き直りっぽいまとめ方になってしまいましたが、どうでしょう。

 

曇りの日を「嫌だなぁ」と思うか「シャッターチャンスだと思うか。

捉え方ひとつで写真も変わリます。

 

僕が最終的に言いたいことは、天候だなんだと難しく考えないで、とりあえずカメラを持って出かけて、シャッターを押してみようよ。ということ。

30枚くらい撮ればたぶん1枚は気に入る写真があるはずです。

まずは、カメラを持って出かけてみることから始めてみてくださいね。

きっと良い写真が撮れますよ。

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