ハッセルブラッドを使い始めて、写真との付き合い方が緩やかになった

The following two tabs change content below.
オオニシ トモヒロ
東京生まれ・神奈川在住のフォトグラファーです。子供の頃からの夢だった特撮ヒーローの会社を辞め、好きなことで生きていけるように活動中です。
■詳しいプロフィールはこちら
■ポートレートフォリオはこちら:Tomohiro Onishi's Portfolio

こんにちは、トモヒロ(@Tomo_camera_)です。

ハッセルブラッド503CWが手元に来て、約2週間。

中判フィルムカメラの頂点、ハッセルブラッド503CWがやってきた。フィルム1本丸々公開してみる。

2018.10.23

気づけば、5本のフィルムを撮り切りました。

周りのカメラマンと比べてペースが早いか遅いかはわかりませんが、中判カメラにしては積極的にシャッターを切ってるなーと感じます。

被写体は、ほとんどが愛犬のぷーちゃん。

f:id:tomo-camera:20181103070822j:plain
Hasselblad503CW+Carl Zeiss PlanarT* 50mm F1.4+FUJIFILM PRO160NS©2018 Tomohiro Onishi

朝起きて、自然光でぷーちゃんを2~3枚、夜にもチャンスがあればまた2~3枚。

ぷーちゃんと暮らす「今」がフィルムに残りますように、と思いながら大切に撮影しています。

限られた撮影枚数の中で、何にカメラを向けるのか。

f:id:tomo-camera:20181103071926j:plain

そんな穏やかな心で写真を撮るようになったのは、ハッセルブラッドというカメラによるところが大きいです。

このカメラは撮影までに「経ないとならない動作」が多く、ピント合わせもシビアなので自然と時間をかけて写真を撮るようになりました。

f:id:tomo-camera:20181103071631j:plain
Hasselblad503CW+Carl Zeiss PlanarT* 50mm F1.4+FUJIFILM RDP3 PROVIA100F ©2018 Tomohiro Onishi

そうすると、被写体(風景、人、物など)と向き合う時間が長くなりました。

「フィルム1本につき12枚」という限られた枚数の中で、何にカメラを向けるのか。

大事なこと

心を動かされてカメラを向けているのか、

それともSNS映えしそうだからなんとなくカメラを向けているのか。

デジタルでパシャパシャ撮影する時とは、心の動き方が大きく違います。

半年前の僕は「なんでもない写真」を撮るのがすごく怖かったです。

SNSへアップしても「いいね」は5~10くらい。

歴史を変えるわけでも、誰かの心を揺さぶるわけでもない。

そんな写真、撮る意味ないじゃん。

一度そう思ってしまうと、どんどんカメラを持つことが怖くなって、写真を撮らなくなりました。

それが、神奈川へ引っ越して、ぷーちゃんと一緒に暮らす時間を記録するようになってから変わりました。

f:id:tomo-camera:20181103072052j:plain

Hasselblad503CW+Carl Zeiss PlanarT* 50mm F1.4+Kodak TMAX100©2018 Tomohiro Onishi

10年後にはこの世にいないかもしれない、大切な愛犬と過ごす時間。

それを1枚1枚、ハッセルブラッドを使って丁寧に残しています。

きっとそれは、人から見たら「なんでもない写真」

でも、僕にとってはどれも大切な一瞬一瞬。

あぁ、たぶん写真との関わり方ってそんなに大げさに考えなくていいんだな。

史や誰かの一生を変えるほどのパワーなんてないけど、大切な時間がそこに残ってる。

つらい時期、あとで見返したときに、きっと勇気をくれる。

写真って、意外とラフに付き合っていけば良いんだなと思えるようになりました。

こんなことを気づかせてくれるハッセルブラッドはすごな、ってことをいいたくてブログにしました。

おしまい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です