中判フィルムカメラの頂点、ハッセルブラッド503CWがやってきた。フィルム1本丸々公開してみる。

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オオニシ トモヒロ
東京生まれ・神奈川在住のフォトグラファーです。 ライカやハッセルブラッド、フィルムカメラが好きです。
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こんにちは、トモヒロ(@Tomo_camera_)です。

この3週間ほど、いろいろありまして父親と絶縁しました笑

「笑」とか付けつつ、ぜんぜん笑えない状況でしたが、それはおいおい書くとして。

そんな絶縁すると決まった父親から「形見」としてハッセルブラッド503CWをもらいました。

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なんて贅沢な…ってことは自分でもわかってます…(´・ω・`)でも紹介していきます…。

ハッセルブラッドの完成された使い心地

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ハッセルブラッドという中判一眼レフカメラ。

カメラを持つ人なら一度は聞いたことがある(かもしれない)メーカーです。

1950年台から約60年、カメラのデザインや設計に大きな変更がないという凄まじい完成度を誇るカメラ。

細かい改良が加えられていき、いくつかのシリーズが出ていますが、ハッセルブラッドのVシステムの基本は変わっていません。

その使い心地は、今まで使ってきたカメラの中でもぶっちぎりにトップ。

CGかと見紛うような立体感のあるファインダー、ボディ内部で歯車が噛み合う「チリチリチリ・・・」という音、「ヒュボッ!」という独特のシャッター音、ゴツく見えるけどスマートなデザインなどなど…。

もう、手や耳に伝わる感触のすべてが気持ちいい。

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完成され尽くしたカメラです。

実はちょっと前にフジのGW690Ⅲという、これまた大きな中判フィルムカメラを買ったんですが、ハッセルが良すぎてなかなか手にとれてません。。

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こちらのカメラで撮った写真も、現像から返ってきたら紹介します!

**GW690Ⅲは2018年12月に売却してしまいました…。**

ハッセルで近所をフィルム一本分撮影してきたので、載せてみる

僕が手に入れたハッセルブラッド503CW。

すでにネガ・ポジ・白黒フィルムを1本ずつ撮影したんですが、ネガ以外は返ってくるまでに時間がかかっています(´・ω・`)

なので、今日はネガで撮った愛犬ぷーちゃんや家の周りの写真たちを載せていきます。

ではさっそく!

じゃん!

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記念すべき1枚目は、愛犬ぷーちゃんを撮りました。

澄んだ空気感、ぷーちゃんの毛並みまで伝わる解像度、なめらかなボケ、真四角の画角、思い描くハッセルらしい写真が撮れました。

返ってきたこの写真を見たときは思わず「すげぇ…」と声が出ました。

ハッセル(についてるツァイスレンズの描写)すげぇ…。

どんどんいきます。

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2枚目からさっそくピンぼけしてました笑

ぷーちゃんの目線を引き付けることに必死で、ピント合わせがおろそかになった結果です、えぇ。まぁでもうちの子はどんな写真でも可愛いからいいや。

ここから、ハッセルを持って近所をぶらぶらしてきました。

吉祥寺という半径100メートルでなんでも揃う環境から神奈川のわりと田舎に引っ越してきて、その落差を楽しんでお散歩しています。

ネギ…かな?

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今まで徒歩圏内に畑がある環境に住んだことがないのでいちいち新鮮です。

すぐそばの交差点。

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青空が淡く消えていくグラデーションが気持ちいいです。赤信号の解像度がすごい。

続いて、ちょっと歩いて用水路沿いへ。

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はいすいません露骨に「SNS映え」を意識しました。

どうせみんなこういう写真好きでしょ。そうです、僕も好きです。

F/4でこんなにボケる。積極的にポートレートを撮りたくなる綺麗なボケだなぁ…。

で、立ち位置おなじで、クルッと後を向いて撮ったのが次の写真。

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こちらはF/16まで絞りこんで撮りました。んーー、さすがにカリッとした描写。

風景をここまで綺麗にパンフォーカスで撮れると、絞るのも楽しい。

6×6の「ましかく写真」でどうにか面白い写真が撮れないか、と工夫して失敗した感のある写真がこちら。

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あ、特にいうことないです。

近所の柿さん。

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Twitterでも言ったけど、ハッセルで撮った写真ってどれもアルバムのジャケットにできそうな雰囲気を感じる。

それが6×6のスクエアフォーマットから来てるものなのか、撮影者の贔屓目なのかはまだわかりません。これからわかっていくものなのかな。

柿を栽培しているおうちの横の、なんでもない道。

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再び用水路沿いへ。

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左右対称な風景はスクエアフォーマットでガツンと分割して撮りたくなっちゃう笑

空の色がもうすこし出てると良かったんだけど、水面や植物も見せたかったのでどっこいどっこい。

もうすこし空の色を出そうとすると、やっぱり地面が見えなくなっちゃう。

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んーー、悩ましくも楽しい露出の概念…。

んで、これは現像所に出す前に1枚残ってたフィルムで適当に撮ったⅠ枚。

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ほーんと適当なので言うことなし!笑

ハッセルは「人生を豊かにしてくれるカメラ」だと思った。

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はい、以上ハッセルブラッド503CWで初めて撮影したフィルムの紹介でした。

ハッセルは操作を間違えるとすぐに壊れる」って聞いてたのでビクビクしながら使い始めたんですが、マミヤの中判に慣れていたおかげで困ることはありませんでした。

で、使ってみて思うのは「とにかくすべてが気持ちいい」ということ。

ファインダーをしまうときの「ファタッ」という滑らかな音にすら、職人さんの技を感じます。

「見て・触って」の感触がとても気持ちいいです。

なんだかんだ中判フィルムカメラもこれで4台目ですが、これから使い続けるのはこのハッセルだろうなという実感があります。

ほんと、一生モノのカメラをもらったなと思います。父と絶縁したけど、ものすごい感謝はしています。大事にしようっと。

今回紹介したフィルムはこちら。

僕がギリギリ常用できる値段の120mmフィルムです。コダック系は輸入しないと無理です。

これ以上値上がりするとさすがに厳しいので富士フィルムには本当に頑張ってもらいたいところ…。

あと、ハッセルブラッドが欲しくなったり、所有したりしたら読んでおくべき一冊

ではでは、またフィルムが返ってきたら紹介します!

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