OLYMPUSのハーフカメラ「PEN EE」が渋谷をやさしく写し出す

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オオニシ トモヒロ
東京生まれ・神奈川在住のフォトグラファーです。子供の頃からの夢だった特撮ヒーローの会社を辞め、好きなことで生きていけるように活動中です。
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こんにちは、トモヒロ(@Tomo_camera_)です。

またまた新しいカメラがまた増えました。 

つい4日前に仲間入りしたカメラがこちら!

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【OLYMPUS PEN EE】です。近所のハードオフで5400円(税込み)。

 

小さい見た目に反して、手にするとずっしり重いです。

1961年うまれ。シリアルナンバーで前後しそうですが50~56歳くらいでしょうか。

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このカメラの特徴は、「ハーフサイズカメラ(以下ハーフカメラ)」であるということ。

 

写るスペースがふつうのカメラの半分(ハーフ)なので、2倍の量の写真を撮ることができるカメラなんです。

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ネガを見てもその差は歴然。撮影された写真がびっしりと。

2倍ってことは、36枚撮りフィルムで72枚!

ふだんフィルムカメラを使ってじっくり撮る人だと「多い…」って感じる量です。

 

実際に使ってみておもうけど、72枚ってなかなか撮りきれません。

会社の昼休みを利用して40枚くらい撮っても、まだいつものフィルム1本分くらい撮れるんですから。

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でもその圧倒的な枚数のおかげで積極的にシャッターを押していけます。

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そのかわり、撮った写真は縦向きになります。

 

僕らは横向きの写真に慣れているので「使いづらい」と感じるかもしれません。でも、ハーフカメラで撮った写真はスマホで画面いっぱいに表示されます。

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どうです?スマホの画面いっぱいに表示されました?

縦向きで見せることで、スマホユーザーへ強く写真を押し出すことができます。

そういう意味でハーフカメラは”今の時代”に合ってるカメラなんじゃないかと思います。

 

撮ったネガをトリミングせずに使うと、2枚で1組のセットになります。

こうして見ると、写真集を開いたような見た目でとってもおしゃれです。

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この「2枚1セットでフィルムに残る」というのがハーフカメラのおもしろさ。

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 上の写真は撮った時間も、場所もちがいます。

でも、こうして隣り合ってるのを見るとストーリーを感じませんか?笑 

撮影してるときに「この2枚を隣同士にして、こういうストーリーを感じさせよう」とは考えてません。

何十枚も撮っているうちに、組み合わせなんて把握できなくなりました。 

この偶然性こそ、「ハーフカメラって楽しい!」となるポイントです。

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狙っていないのに、なぜか2枚が関係し合うおもしろさ。

 

さっそく愛用のフィルムKodak Proimage100を詰めて渋谷をスナップして来ました。

その写真たちを紹介します。

 

ハーフカメラ「OLYMPUS PEN EE」が渋谷をやさしく写し出す

いつも通り、ランチタイムの渋谷スクランブル交差点でスナップです。

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このカメラでどんな写真が撮れるのか。まったくわからないままシャッターを押していましたがめちゃくちゃブレてますね。。

調べてみたら理由がわかりました。

「PEN EE」はシャッタースピードは1/60秒に固定されたシャッター優先モードオンリーのカメラそのシンプルさのおかげで迷うことがなく、ライカ以上のスピード感でスナップ撮影ができます。

レンズに付いているISO感度ダイヤルを設定すれば、あとはシャッターを押すだけ。

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露出も、ピントも考える必要がありません。

ただ、シャッタースピード1/60秒は手持ち撮影でブレるかどうかギリギリのライン。

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早足で渋谷を歩くみなさんはもれなくブレていますね…笑

PEN用の撮り方」を自分なりに模索しないとブレッブレの写真ばかりになってしまいそう。

 

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ただ、これもこのカメラの個性

ライカやコンタックスではこれほど柔らかい写真はなかなか撮れません。

 

たまにカメラを横に向けて撮ってみましたが、ハーフカメラで横向き写真を撮る意味はあまりない気がします…笑

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ハーフカメラの良さを活かすには、縦構図の方が良さそうです。

 

レンズ D Zuiko 28mm F/3.5 は期待通りの写り

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このカメラを購入した理由のひとつが、評判の良いD Zuiko 28mm F/3.5を搭載している点。28mmの広角レンズは「ストリートスナップ」が撮りたい僕にとってベストではないかと思います。

 

街を見せつつ、そこにいる人々も画角へ入れることができます。

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ブレブレの写真ばかりで真価を発揮できてないだろうけど、シャープでありながら温かみのある描写は期待通り。

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なかなか琴線に触れる描写をします。

ISO100のフィルムを入れているのに、夜の街をここまで綺麗に写し出してくれる性能は、半世紀前のカメラとは思えません。

 

「このカメラじゃないと撮れない写真」がまた増えた

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はいっ、きょうはOLYMPUSのハーフカメラ、「PEN EE」の紹介でした。 

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フィルムの温かみのある描写、質感、不便で面倒くさいところが好きです。

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ハードオフで出会った古臭いカメラは、デジタルには出せない素晴らしい「」を持ったカメラでした。

 

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きょうはここまで!

Twitterで 「いつもどこでカメラを見つけていますか?」と質問されたのですが、だいたいカメラのキタムラの中古サイトか、近所のハードオフです。

中古カメラとの出会いは一期一会なので、定期的に探してみるときっといいカメラに出会えると思います!

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